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ドーナツドリッパーで淹れてみる [抽出]

ご無沙汰しております。

今回は久々の抽出ネタです。

今回ご紹介するのは「ドーナツドリッパー」です。
このドリッパーは群馬県高崎市の中林孝之さんが考案したペーパードリッパーです。
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http://www.dodrip.net/

このドリッパーの特徴は・・・
メリタ、カリタなどの扇形やコーノ、ハリオなどの円錐形と比較して
縦長の構造ですので、上から落としたお湯が下のサーバーに落ちるまでに通過するまで多くの珈琲粉と接触するため、珈琲の旨味を余すことなく抽出できます。

ただ、このドリッパー専用のペーパーフィルターはありません。
カリタの「103」もしくはメリタ「1×4」を使います。
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フィルターの底辺が4cm程度になるよう斜めに折ります。
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裏返して、底辺に対して115度くらいになるよう側面を折ります。
まあ、正確でなくてもいいようなので適当で大丈夫です。
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ドリッパーに珈琲粉を入れて・・・準備完了!
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あとはカリタ式、コーノ式と同じように淹れます。
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濃厚な抽出液が・・・いい匂いがしてます。
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できあがり。
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なかなか美味しいです。
コーノ式も美味しいですがこっちの方がちょっと濃厚かな。
豆によって変えてみるのもいいかもしれません。
見た目も可愛いですし、お洒落ですね。

このドリッパー、11/27の流星堂での珈琲&スイーツの会に持って行きます。

ネルで淹れてみる [抽出]

皆様、暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
私は最近水出し珈琲ばかり飲んでいて、ホット珈琲と言うものを飲んでいません。

なんといってもこの暑さが原因なのですが・・・

しかし、今我が家には以前購入した焙煎済みの豆が200g程度あり、
早いうちにこれを消費しないと美味しくなくなってしまいます。

基本的に焙煎済みの豆の賞味期限は1か月程度と言われますが、
実質、香りや風味を楽しめるのは2週間以内に飲まないといけません。
(※挽いた豆を購入した場合はその半分以下と言われております。)

今回は前回煮沸処理をした、ネルで淹れてみたいと思います。

まずは保存していた容器からネルを出し、流水で洗います。
(基本的に保存容器の水は毎日替えております。)
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ふきんで水分を取ります。
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ネルをハンドルに取り付けます。
ここで起毛部分を内側にするか、外側にするかというのがネルドリップ愛好家のなかでも宗教論争的になるのですが、私はノンポリ(ノープラン?)でなんとなく内側の方が微粉を取ってくれそうなので内側にしています。
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今回は横着をして直接カップに落とします。

お湯の温度は85度程度。少し珈琲粉の中心部を指で窪みをつけます。
窪みに雨だれのようにお湯を注ぎます。約20cc程度
(注湯しながらの撮影が難しいためポットとカメラを持ち替えながら撮影しています。)
20秒程度蒸らします。
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↑新鮮な焙煎豆ならここで表面が綺麗に膨らむんですが、今回は少し古いため膨らみが少ないですね。

カップに珈琲が1/3程度落ちてきたら、少し注湯のスピードを上げます。
(まあ、このあたりは撮影する余裕が無かったため各自想像してください。)

2/3程度まで抽出できたら、もう少し注湯のスピードを上げます。
表面に浮いている白い泡は珈琲の“灰汁”と言われるもので、雑味やエグ味などを含んでいるため注湯で泡を浮かせ、下に落とさないようにします。
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出来上がり。
抽出後のネルは流水で洗って、保存容器に入れ冷蔵庫へ。
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今回使った豆はこれ



思ったより酸味が強かった。もう少し苦みがある方が好きかな。

サイフォンで淹れてみる(PYREX編) [抽出]

昨日、rokorokoさんからPYREXの珈琲サイフォンを譲っていただきました。
今日はそれを使って淹れてみたいと思います。

今回使った豆はこれ




爽やかな酸味と甘みが特徴です。

譲っていただいたサイフォンはこれです。
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まずはネルフィルターを使えるように下準備します。
ネルフィルターは工場出荷時には糊付けされています。
このままだと、抽出ムラが出来てしまいますので、熱湯で煮出します。
この時、珈琲粉(出涸らしでok)を入れて煮出すと珈琲の抽出液とよく馴染み、上手く抽出できるようになります。
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煮出し中。他にもネルドリップ用のネルフィルターも煮出してます。

フラスコにお湯を入れアルコールランプで温めます。
お湯は珈琲粉に吸収されて目減りしますので、フラスコ部の表示より2~3割多めに入れておきます。
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フラスコのお湯がポコポコ沸騰してきたら、上の漏斗を差し込みます。
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お湯が漏斗に2~3割程度上がってきたら、竹べらで押さえるようにして、珈琲粉とお湯を馴染ませます。
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お湯が上がりきったら竹べらで軽く回し混ぜます。
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約1分待ちます。
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1分後…アルコールランプを外すと、フラスコ部に抽出された珈琲が戻ってきます。
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できあがり( ^^) _U~~
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感想は、やはり2人分の珈琲を淹れるのであれば3人用のサイフォンの方がいいです。
使いやすいですし、漏斗が小さいので少量抽出の場合お湯と粉がよく混ざり、美味しく淹れられます。

rokorokoさんありがとうございました。(*^_^*)

サイフォンで淹れてみる [抽出]

金曜日に休暇を取ったため、3連休となりました。
基本的に、このblogは休日更新を主体としております。

3連休の最終日はサイフォンで淹れてみたいと思います。
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フラスコ部分(サイフォン下部)に沸騰したお湯を入れ、
漏斗部分(サイフォン上部)にネルフィルターを装着します。
フラスコ内部のお湯が沸騰するまで、漏斗部分はフラスコに引っ掛けるだけにしておきます。
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フラスコのお湯から小さな気泡が、ポコポコと絶え間なく出てくるようになったら漏斗部分に珈琲の粉を入れ、フラスコに差し込みます。
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沸騰することで、フラスコ内部の気圧が上がりお湯が漏斗部分へ上がっていきます。
なんだかワクワクしますね。
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フラスコのお湯が半分以上上昇したところで、竹のヘラを使って珈琲粉と混ぜます。
新鮮な豆だと炭酸ガスを含んでいて水と混ざりにくいですので、珈琲粉を沈めるように軽く押さえます。

フラスコのお湯が、ほぼ上りきったところでヘラを使って数回混ぜます。
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約1分ほど待ちます・・・・・
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1分後・・・
アルコールランプを外すと、フラスコ内部の気圧が下がり、漏斗内にある珈琲がフラスコ内に戻ってきます。
この時、珈琲粉はネルフィルターで漉されます。
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出来上がり。
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サイフォンは高温で抽出するため、味は他の抽出方法に劣ると言われますが、香りや雰囲気は、どの抽出方法にも負けません。

今回使ったサイフォンはこれです。




5人用なので少量抽出には向きません。

どなたか、使っていない古いサイフォンお持ちじゃないですか?
3人用くらいの使ってないサイフォンがあればお譲りください。(出来れば格安で…)

水出し珈琲でもいかがですか?(PYREX編) [抽出]

今日は水出し珈琲で淹れてみます。

前回、流星堂で行われた「アイス珈琲&スヰーツの會」で
提供した水出し珈琲は浸漬(しんし)式といわれるもので、

原理としては水に珈琲の粉を水に漬け込みそれを漉して飲むタイプの水出し珈琲でした。
こちらの方は8時間掛けて漬け込みますので、比較的濃厚でコクのある珈琲が出来ます。

今回のは一般的に水出し珈琲と言われている「点滴タイプ」の抽出器具を使います。
こちらのタイプで淹れるとスッキリとした味わいになります。





今日は自家焙煎したマンデリン(フレンチロースト)を使用します。
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珈琲の粉に少し水を加え馴染ませます。
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ウォータータンクに水を入れ、セット完了です。
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抽出中。
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約2時間で点滴の滴下が終了し、抽出完了となります。

今回使用した豆はこちら。




コーノ式かなざわ珈琲で淹れてみた [抽出]

今日は休暇がとれたため朝はゆっくり珈琲を淹れてみました。
今回はコーノ式かなざわ珈琲という淹れ方で淹れてみます。

参考にしたのはこの本です。




今回淹れるのはこの珈琲
ハニーコーヒーという響きに釣られ買ってしまいました。(笑)




使用するのはコーノ式珈琲ドリッパーとPYREXの耐熱メジャーカップです。
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このようにセットし、通常通りドリップします。
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いい匂いがしてます。
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今回は約4杯分(マグカップ2杯分)淹れますので、200mlメジャーカップの2/3cupのラインまで抽出します。
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これを4/3cupのお湯で3倍希釈します。
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できあがり
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はちみつのような甘さとまではいかないものの、
程良い酸味とほのかな甘みで美味しくいただけました。

また、コーノ式かなざわ珈琲流の淹れ方で淹れると雑味の無いスッキリした味わいになります。
夏に飲むホット珈琲としては最適だと思います。

水出し珈琲仕込中 [抽出]

先日お知らせしましたとおり、
本日、流星堂にて「アイス珈琲&スヰーツの會」をおこないます。

金曜日より水出し珈琲の準備をしておりましたが、先ほど完成しました。
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このままだと微粉が混じっている可能性があるのでネルで漉します。
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完成!
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お楽しみに!

珈琲を淹れてみた(フレンチプレス編) [抽出]

今回はフレンチプレスで淹れてみました。
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↑90度くらいのお湯を入れ、軽く混ぜます。

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↑蓋をして約4分待ちます。

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↑出来上がり

フレンチプレスは手軽で、豆の美味しさをそのまま味わえる代わりに、雑味やエグ味なども抽出してしまいます。
美味しさが豆の良し悪しで大きく左右されます。

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